練習日誌- 初心に帰って池袋のスタジオに2時間こもる
ラモー/クラヴサン曲集より「ため息」(使用楽譜)
モーツァルト/アダージョ ロ短調 K.540(使用楽譜
土曜、杉並公会堂小ホールで行われたアマコン練習会に参加。そこで、装飾音をきっちりと決めるには、グランドピアノでの練習の必要性を痛感しました。この課題の解決には、紀尾井ホールの本番まであと5日間、毎日、なるべく異なるグランドピアノを弾いて、差異に慣れるしかないと考え、久しぶりに池袋の「スタジオノア」へ。
防音室がある自宅に引っ越しする前は、会社帰り、ここにはしょっちゅう立ち寄っていましたが、すっかりご無沙汰しています。ブログを読み返すと、前回、ここを訪れたのは昨年7月でした。
練習- スタジオノア池袋でグランドピアノ練習(2014/7/18)
防音室がなかった頃、お金を払って一時間スタジオをレンタルすると、自宅で練習するよりも集中力高く、質の高い時間を過ごしていた気がします。ハングリーさをなくしてしまったのか、かつてに比べると時間あたりの練習の質が落ちている気がしてなりません。
今日は2時間、ヤマハのグランドピアノのある部屋を借りて、40分間かけてしっかり師匠のメトードをこなし、演奏する楽曲2曲を、それぞれ40分間かけて部分練習をしました。
ラモーの「ため息」は装飾音の部分練習。モーツァルトはメロディーラインの連打練習。左手のみでも2度ほどこなし、なかなか満足出来る内容でした。これをあと五日間毎日やれば、いい状態に持って行けそう。
2回目のリハーサルレッスンではありえない箇所で暗譜落ちをして、しばらくブルーな気持ちを引きずっていました。ところが、よい練習でテンションが上がると「うまく行けそうな」気分になるものですね。状況の捉え方次第で、心の色合いは変わるものだと改めて思いました。
それから、帰りの電車の中で、「緊張」に対するふとした気付きが。これは別途書きたいと思います。