50周年演奏会リハーサルレッスン、第2回報告

2015年7月25日


昨夜は、金子勝子門下生による50周年記念コンサートに向けたリハーサルレッスン。ホールを使ったリハーサルレッスンは3回実施で、今回は第2回目。

50周年演奏会のリハーサルレッスン第1回レポート(2015/4/4)

前回、時間ギリギリになってタクシー利用したので、昨夜は早めに家を出ました。ところが土日は、電車が快速の通過待ちやらで平日よりも時間がかり、結局、またも恵比寿駅からタクシーに乗ることに。ちょっとイライラして、よい気持ちでホールに入れませんでした。今、思えば、この精神状態がよくなかった。

それでも前回と違って、自分の開始時間の5分前には会場に着くことができ、ロビーで缶コーヒーを一口飲みました。

楽曲は次の2曲。

ラモー/クラヴサン曲集より「ため息」使用楽譜
モーツァルト/アダージョ ロ短調 K.540使用楽譜

まずはラモー。

譜面台を倒して、椅子を調整して、いざ。ところが、弾き始めて10小説目でいきなり暗譜落ちしました。えーっ!という気持ちです。

もうこの曲、かれこれ2年ほど付き合っているし、ステージで弾いたのも一度や二度ではないのに。どうして! もう一度、弾き直したけれど、同じ箇所から前に進めない……。

仕方なく譜面台を立てて、楽譜を置いて再度、弾き始めました。私はかなり動揺しましたが、師匠は特に焦るわけでなく、悠然と客席の後ろの方で座っておられます。いかにも想定内という感じで。

また、午後、一時間ほど自宅のピアノでしっかり指慣らしをしてから、リハーサルに臨んだものの、装飾音がことごとくうまく決まらない。フレンチバロックは装飾音が命なので、さらに動揺。まいった。

次にモーツァルト。

こちらはラモーと違って、第1小節、いや第1音から、師匠の厳しいダメだしが。「この曲は最初がすべてだから、もう一度、やり直し!」「そうじゃない、もう一度!」と、第1小節からまったく先に進みません。「前回、レッスンで教えたの、また元に戻っているわよ」と。はい……。

うーん、この曲、奥が深い。

ソナタ形式の呈示部、第一主題だけで持ち時間30分間が終わってしまいました。

なわけで、散々なリハーサルレッスン第2回でした。まいった。


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