頭のてっぺんが禿げた夢を見た

2015年8月2日

私はあと数年で50代を迎える。幸いなことに髪の毛は白髪が増えてきてはいるものの、量はフサフサしており、美容師からあと20年は禿げないとお墨付きをいただいている。

たまに同級生に会うと、すっかり禿げ上がったのもいる。「えらい貫禄のあるスーツ姿の中年が歩いてきたな」と思ったら同級生だったってことも多い。

しかし、禿げるというのは、男にとって激しいコンプレックスのようだ。Facebookのアイコンを髪の毛があった若いころの写真にしている者もいる。

フランシスコ・ザビエル「ま、自分には縁がないだろう」と気楽に考えていたら、今朝、頭のてっぺんが禿げているのを発見する夢を見た! フランシスコ・ザビエルの肖像画にあるトンスラのような禿げ方だった。

普段、頭のてっぺんなんて見ることはないから、(夢の中で)自分の頭の後ろが鏡に映った衝撃ときたら、「!」マークが10個並ぶほどだ。

しばらくして、冷静に禿げた自分を受け入れようと思った(夢の中で)。「自分は老いているのだ」と。激しい雨音に目が覚めてしばらくしても、夢は現実だと思っていた。

なぜ、こんな夢を見たのだろう?

先週、半日ドッグを受けたことが大きな要因かも。ここ数年、椎間板ヘルニアやら、四十肩やら、身体のところどころにガタがきていること。でも、身体はクルマのように買い換えることはできず、メンテナンスをしながら乗り続けなければならないこと。

そんなことを、半日ドック後、毎日、通勤電車の中で考えていたからだろうか。

すっかり禿げ上がってしまった同級生と飲んだ際、「オレも白髪が増えてさ」とつぶやいたら、「染める髪があるのに文句言うな!」とどやされた。

お腹のふくらみはトレーニングで引っ込めることができる。努力の問題だ。

だが、体質とはいえ、髪の毛の有無って男にとってフェアじゃない。もちろん、禿げをアドバンテージとする男もいるとは思うけれど……。


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雑記身体

Posted by 鍵盤うさぎ