練習日誌- スタジオノア池袋でグランドピアノ練習
夜8時半に仕事を終えて、サウンドスタジオノア池袋に電話。9時半からグランドピアノの部屋がいくつか空いているそうなので、ヤマハの安い部屋を予約して小雨の中向かった。
緊張感がない
月曜、海の日にピティナコンペティションのグランミューズ地方予選があるので、グランドピアノでシミュレーションしておきたかった。アマコンの一次予選で気が抜けてしまったのか、もともと参加するつもりがなかったピティナコンペに思い付きで申し込んでしまったのか、今ひとつ気分が高揚しない。長雨のせいもあるのかな。いい意味でも、悪い意味でも緊張感がない。
予約した20分前にスタジオ到着。X-JAPANのYOSHIKIのロングインタビューが載った雑誌『81』を読んで待ち時間をつぶした。彼のピアノソロによるクラシックコンサートのレポートが面白かった。
少々ドラマティックに改変
モーツァルト/アダージョ ロ短調 K.540(使用楽譜
さて、この一週間で、モーツァルトのアダージョ、大幅に改変した。アマコンの一次予選が通過できなかった報告を、師匠にメールでお伝えすると、すぐに下のようなお返事があった。
音と音とのつながりを生かす手首や指の起こしに気をつけて、大きくモーツアルトは仕上げてください。ほんの少しテンポをあげた方がいいかもです。
まるで講評のように本番をご覧になっていたアドバイスだ。「大きくモーツァルトを仕上げて」の言葉どおり、テンポを上げて、強弱をの揺れ幅を大きくして、少々ドラマティックな“演出”を加えてみた。
ただ、テンポを上げた分、16分音符のレガートでの微妙なニュアンスが甘くなった気がする。私としては、この曲は単音の16分音符のニュアンスを大事にしたいと思っているので、ここに絞って部分練習をやった。
大幅に改変した分、細部の調整がもう少し必要。幸い、明日、明後日は休日なので、しっかり練習しようと思う。