アマコンに向けて師匠のレッスン
先週火曜は師匠のレッスン。5月上旬にお怪我をされてしばらく入院されていたので心配だったが、お顔の色もよくほっと一安心した。
6月は2回、レッスンをいれていただき、国際アマチュアピアノコンクール向けの曲を見てもらう。この日は2曲。
モーツァルト/アダージョ ロ短調 K.540(使用楽譜)
バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第2巻 ロ短調 前奏曲とフーガ (使用楽譜)
モーツァルトは、重音の微妙な音のズレがいくつか指摘された。特に三音が連打する際、4の指が入っていないと。修正するための簡単なメトードを教えていただく。テンポが遅いだけに、ちょっとした音のズレが速い楽曲よりも目立ってしまう。師匠いわく「弾きたいこと、いいたいことは十分にわかるので、後は部分練習に徹すること」と。
バッハの平均律。何だか一本調子で力が入りすぎて、センスが感じられないと。一つひとつのフレーズを弦楽器をイメージして弾いてみるのが大切。あと、肝心のところで「確信的に音を間違って弾く」ため、いくつか危ない箇所にマーク入れていただいた。
とにかく両曲とも、通すことよりも苦手な箇所の部分練習を重視するように指導いただいた。これは本番前、いつものご指摘だ。
金子勝子ピアノブログ ステップbyステップ
著者/金子勝子 発行/ショパン社
自分の先生に、なかなか訊くことができない素朴な疑問や悩みに、師匠・金子勝子先生がズバリ本音で答えています。例えば、「二人の先生につきたいが、今ならっている先生に言い出せないのですが‥‥」「自分の先生のリサイタルのとき、楽屋に行ってもいいものでしょうか‥‥」「音大に社会人入学で自信が持てない‥‥」。ぜひ!
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