感涙!ポール・マッカートニー公演@東京ドーム

2015年10月12日


私にとって2013年一番のメインイベント、ポール・マッカートニーの東京ドーム公演「Out There! japan tour」に、11月19日に出かけた。前回2002年の「driving japan tour」に続いて、11年ぶりの生ポールだ。

前回は妻とだったが、今回は高校、大学の同級生と男同士で出かけた。三日間で15万人を動員。会社を6時に出て、東京ドーム前に着くとものすごい人ゴミだった。入場まで長めの列を並ぶことになった。

開演は7時予定、15分前にドームの入り口をくぐれた。内野席の高いところまでぎっしりと人が埋まって壮観。今回はアリーナ席。チケットを確認しながら座席の位置を確認すると、なんと最前列だ! 東京ドームのアリーナ最前列は初めての体験。ただし、ステージを左横から眺めることになる。

座席で待ち合わせした同級生もまもなく到着。今回は、スマートフォン、ケータイでの撮影はOKということで、パシパシと写真を撮ってしまった。思わず、男同士で記念撮影も。


さて、ポール・マッカートニー、71歳ということで大丈夫だろうか?不安に思っていたが、ライブが始まると若々しい姿を見せてくれた。ビートルズやウィングスのナンバーも交えながら、素敵なニューアルバム「NEW」の収録曲もいくつか歌った。

とにかく3時間、水も飲まず歌い続ける姿が驚異的だった。70歳を超えて、あんなことができるんだ。あと、前回に加えると、「モット聴キタイ?」とか「サイコー!」とか、ずいぶん日本語でのサービス精神が旺盛だった。

ちなみに、下がこの日に歌った全37曲!のセットリスト

1. EIGHT DAYS A WEEK(ビートルズ)
2. SAVE US
3. ALL MY LOVING(ビートルズ)
4. JET
5. LET ME ROLL IT
6. PAPERBACK WRITER(ビートルズ)
7. MY VALENTINE
8. 1985
9. THE LONG AND WINDING ROAD(ビートルズ)
10. MAYBE I’M AMAZED
11. THE THINGS WE SAID TODAY(ビートルズ)
12. WE CAN WORK IT OUT(ビートルズ)
13. ANOTHER DAY
14. AND I LOVE HER(ビートルズ)
15. BLACKBIRD(ビートルズ)
16. HERE TODAY
17. NEW
18. QUEENIE EYE
19. LADY MADONNA(ビートルズ)
20. ALL TOGETHER NOW(ビートルズ)
21. LOVELY RITA(ビートルズ)
22. EVERYBODY OUT THERE
23. ELEANOR RIGBY(ビートルズ)
24. BEING FOR THE BENEFIT OF MR. KITE!(ビートルズ)
25. SOMETHING(ビートルズ)
26. OBLA DI OBLA DA(ビートルズ)
27. BAND ON THE RUN
28. BACK IN THE U.S.S.R.(ビートルズ)
29. LET IT BE(ビートルズ)
30. LIVE AND LET DIE
31. HEY JUDE(ビートルズ)
■ アンコール 1
32. DAY TRIPPER(ビートルズ)
33. HI HI HI
34. I SAW HER STANDING THERE(ビートルズ)
■ アンコール 2
35. YESTERDAY(ビートルズ)
36. HELTER SKELTER(ビートルズ)
37. GOLDEN SLUMBERS-CARRY THAT WEIGHT-THE END(ビートルズ)

「BAND ON THE RUN」「JET」「MAYBE I’M AMAZED」といったソロ、ウィングス時代の曲もしっかり歌ってくれたのがうれしかった。

また、アンコールの「CARRY THAT WEIGHT」で、ググっと目頭が熱くなってしまった。

Boy, you’re gonna carry that weight, Carry that weight a long time.
ボーイ、君はその重荷を背負って行くんだ。長い時を、その重荷を背負って行け。

中年男子になって、この歌詞の意味が胸に突き刺さるようになった。

 
帰り道、「この人は本当にライブが好きなんだな」と思った。ビートルズ時代の後半、ライブをやらなかったポールが、解散後、「一人でイギリス各地をライブに出かけるようになったことが、すごく楽しいできごとだった」と、確かアルバム『BAND ON THE RUN』のライナーノーツで書いてたっけ。

ポールは、70歳を過ぎた今でも“BAND ON THE RUN”を続けているんだろう。

しかし、ポール・マッカートニー、あの元気さなら、もう一度くらい来日して、一緒に「OBLA DI OBLA DA」や「HEY JUDE」を歌えそうだ。



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